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REPORT    2014/02/26

ダッカ:最終ゴミ処分場を視察して

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〝ゴミ山で生きる人”の視察を、昨日UPしましたが、 今日は アミバザール の最終ゴミ処分場について書きます。 年々積もり積もったゴミで、最終処分場は物凄い汚臭を醸し出し、200mほど近づくと車の中にいてマスクをしていても悪臭が入ってきました。 車から降りて、恐る恐るゴミ山に近づくと・・・マスクをしても鼻がもげそうな程強烈な匂い。 まるで下水道に顔を突っ込んでいるかのようです。

そんな中、ゴミ山をぐるっと一周して、 どんなゴミが捨てられているのか観察してみました。 とにかく目に入ってきたのは、 ・ビニール袋、プラスティックの菓子袋・包装袋 ・手つかずの野菜そのまま ・外国の輸入品の食品包装(日本のおかきの袋) ・古着、靴など*こういうゴミは子供たちに拾われていきます 家庭から出たままの姿でここに積まれていくゴミたちを見ると、この国の生活を垣間見ることが出来ます。

以前はゴミの8割近くが、農業ごみ等の有機ゴミが中心だったと言われるバングラデシュ。現在は私が見てきたように、人工製のゴミが一気に増加しているようです。 経済活動が活発化する中でゴミの量は増え、質も多様化する。 このゴミ山が映し出すのは、消費社会に向けて急激に変化を始めたバングラデシュの現在でした。

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