身障者の方の現状を見るまで、この国の身障者の方のトイレについて真剣に考えたことがありませんでした。 前の記事でも触れましたが、全人口に占める障害者の率が10-15%と言われるバングラデシュですが、人数にすると1500万人超の方々のトイレは、周りの人手を借りなければ、用を足すこともできません。 身障者支援を行うCRPでは、農村部のトイレでも使いやすいように、①木の椅子のトイレを現在利用しています。
しかし、このままだと下半身が麻痺している身障者の場合、トイレの度に身体の重さで怪我されるそうです。 そのために、②真ん中にクッションを入れて緩和するアイデアを発案されました。車のタイヤのチューブの再利用です。
しかし、まだまだ改良の余地があります! 身障者の方々が、人手を借りずトイレに行けることで自立できるように、日本企業の技術者の皆さんの協力があれば、品質の良いトイレができるかもしれません。