ボリシャル港に早朝4時半に到着し、7時半から視察に出発。 今回は、iDEの活動を視察するのが目的です。iDEは、農村の所得向上のためには、農民が市場に直接アクセスできること、適正な技術の活用で農産物の生産を効率化すること、ビジネスのインセンティブに裏打ちされた有機的な連携を構築することを重要視しており、バングラデシュ全国で15のプロジェクトを展開しています。
本日は、生産者グループと市場を結ぶ画期的な仕組みづくりに取り組む村や、新しい技術を導入して生産を大幅に改善させている農家などを中心に、4ヶ所の現場を見てきました。 中でも、iDEが推進するバングラデシュ初となる稲刈り機の導入には、いよいよ農村にも機械化の流れが進むパラダイムシフトの予兆を感じ、目を見張るものがありました。
日本企業のBOPビジネスを考える上での多くの示唆とヒントが詰まっており、大変参考になります。 日本の技術やアイデアの生かされる場が、これからどんどん増えていくことを改めて確信できた一日でした!