バングラデシュ中小企業基金(SME Foundation)を訪問し、JICAからシニア海外ボランティアとして派遣されている齊藤さんに中小企業基金での活動をお伺いし、意見交換を行いました。
齊藤さんは2013年にもバングラデシュ農村開発局(Bangladesh Rural Development Board)のプロジェクトで活動されたご経験があり、経営指導の知見と経験を評価されて、今回の再派遣となったそうです。 中小企業基金では、バングラデシュのプラスチック加工や金型加工の分野を中心に、経営・技術支援のニーズと包括的な支援方法について、現場の視察と分析をふまえて、提案していきたいとのことです。
これらの分野はバングラデシュで近年発展してきている産業であり、日本の中小企業が強みを持っている分野です。 輸出を振興させるためには、個別の企業の経営や技術支援に加え、製造機械のメンテナンスや製品の輸出用の検査など包括的な製造・輸出環境を整える必要があり、ここに日本の支援が入ることは両国にとって大きな意義があることだと思います。
バングラデシュに興味をもつ企業や地方自治体も増えてきている中、どのような連携を構築していけるか、これからも意見交換して参ります。 齊藤さん、貴重なお時間を頂き、どうもありがとうございました!