バングラデシュ西部に位置するラジシャヒで太陽光発電を活用したMini Gridの視察に向かいました。途中から車が通れる道もなくなり、川も超えなくてはならないので、なんと牛車に乗って移動することになりました。
普段は刈り取ったサトウキビを運ぶための荷台なのですが、急遽、山積みのサトウキビをおろして、人を乗せる簡易タクシーとなって、凸凹の道づたいにわたくし達を運んでしてくれました。前後左右に揺られ、川を渡る時などは頭から足の先まで泥だらけになってしまいましたが、沈み行く夕日に照らされたバングラデシュの大地をゆっくり進む風情は味わい深いもので、一生の思い出になりました。