ウポジラ(=日本で言えば「郡」)全体に600基のソーラー発電ポンプを設置すると聞いて「素晴らしい!」と思っていたのですが、次の言葉で更に驚きました。なんと、600基のソーラー発電ポンプを互いに電線でつなぐという構想です。 実は単独のソーラー発電基地は、バングラデシュ農村の220軒分(1軒あたり50ワット)の発電容量があります。それを600基設置するということは、ウポジラ全体で13万2千軒分の発電が可能となります。
そこで、この600基をお互いにつなぐことで、電力運用を更に効率化しようという計画です。 つまり電力を利用しているところと、していないところをコンピュータ制御で管理し、ウポジラ全体の電力利用が最大限になるように設計できるということです。昨日まで電気が通じていなかった農村で、最先端のエコ・ビレッジが出来上がる様子がとても楽しみです!