地球環境に優しい素材、ジュートの魅力
バングラデシュのジュート製品の見本市、「Eco-friendly functional Jute Diversified Products」を視察して参りました。この見本市はBusiness Facilitation Unit(BFU)が主導する「Jute: an eco-frinedly alternative for a sustainable future」のプロジェクトの一環で、バングラデシュの中小企業21社が合計で約250種の製品を出品しています。小物入れ、メモ帳、ハンドバック、ナップサックなど、数多くの色彩豊かな製品が並んでおり、ジュート製品の多様さがうかがえます。
写真: 展示されたジュート製品の数々
ジュートは、地球環境に優しい素材で、光合成の過程においては、通常の植物の５倍もの二酸化炭素を吸収します。また、焼却処分で有害なガスをいっさい排出しないため、地球温暖化防止としても注目を浴びています。さらに、製品の質も軽く丈夫なため、高い実用性を誇ります。
今回の見本市に出展している中小企業は、イギリス、スイス、オランダなどに輸出を展開しています。一方、日本の中小企業との連携は進んでおらず、エコ環境を目指す日本企業との連携を今後、進めたいとのことでした。