国内外から230社が出展、10万人規模が来場
バングラデシュで最も成長が著しいIT産業の展示会「Digital world 2014」が開かれ、参加して参りました 。IT産業の活気が伝わる、エネルギーに満ちた展示会でした。
写真: 展示ブースの様子
バングラデシュ政府は「ビジョン2021」の政策を掲げ、2021年までに中所得国となることを目指しています。このビジョンの中で、IT産業は縫製業に次ぐ輸出産業の柱として、成長エンジンの主役に据えられています。
今回の展示会は、モバイル、E-コマース、デジタルガバナンス、ソフトウェアの4つのテーマが取り上げられました。また、国内外から約230社が出展し、10万人程度の来場者を見込み、バングラデシュのIT展示会では最大の規模を誇ります。どのブースでも多くの参加者が熱心に質問をする様子が見られるなど、非常に活気ある展示会でした。特に民間部門の展示会場では、業務をコンピュータで管理する「業務系アプリケーション」を取り扱う業者が多く、企業が電子化による業務効率化を加速している様子が分かりました。また、事業の国際化も進んでおり、75カ国に展開しているバングラデシュの会社もありました。
参考資料: